自分の感情を大切にすることが大切です。
なにかに怒っている場合は、その怒りを感じ、
誰の何に怒っているのか、どうしてそれに怒りが湧くのか、
その怒りは正当なのか、怒りの下に別の感情はあるのか、などの自分分析をします。
私達は、悲しみや寂しさを怒りでごまかすことがありますよね。
もし、怒りの下の感情に気がついた時は、その感情をきちんと感じ、
相手に伝えられる時は伝えましょう。
感情的に怒りをぶつけてもなにも解決しません。それよりも、冷静に「私はあなたの〜が悲しい」
など、素直な感情を伝えることで、相手の心にも沁みるのだと思います。
感情を感じてあげることは、自分を自分を大切にする第一歩になると思います。
誰かを大切にするということは、その人を尊重することですよね。
具体的には、その人の考え方や感じ方を認め、幸せであることを喜べるということではないかと思います。
「好きなことが一生懸命出来て良かったね」
「楽しめて良かったね」等々。
でも、自分が精神的に自立出来ていないと「相手が幸せでいることが身勝手に思えて、自分が置き去りになった気分」に
なってしまいます。これでは、相手を大切には出来ませんよね。
このような精神的依存は、親子間でも起こることがあります。
「子供が自立していくことを見捨てられたように感じて、子供を身勝手だと責める親」などです。
大切な人を大切にし、幸せに生きていく為には、お互いがひとりの人間として精神的に自立し、
ひとりを楽しめることがポイントです。